梅シロップ&梅酒作りのイベントを行いました!
6月12日(土)にkenohiにて梅シロップ&梅酒作りのイベントを開催し、5名の方にご参加いただき、梅仕事を行いました。

(*お写真を使わせていただく事をご了承頂いております。)
梅シロップは梅と同量の氷砂糖を交互に重ねていき、梅酒はそこにホワイトリカーを流し込めば仕込みは終了となります。

作業自体はとってもシンプルで、一番大変なのは梅を一個ずつ拭いてヘタを取る作業です(笑)
ただ、そこから実際に飲めるようになるまでが長いんです…特に梅酒。

だからこそ、完成して最初に飲んだ時の味や思いはひとしおなんです!
やってみると「こんな簡単なんですね!」って感想が集まりますが、実際に自分でやろうとした時に敷居を高く感じてしまい興味があっても作れずにいましたっていう方が結構います。
そんな方のきっかけになってくれたら嬉しいなぁと思い開催しています。
梅シロップが自分で作れたなら次は苺でシロップ作ってみようかな!
シロップが作れたから今度は梅酒に挑戦してみようかな!
梅酒もできたから今度は梅干しを作ってみようかな!
買って来た方が値段的には安くすむ事は往々にしてありますが、自分で作ることその工程や過程を知ることができます。
作ることの大変さを知る事でそれを生業としている人への感謝の念が生まれます。
また、工程をしる事で本物と偽物があることを知り、私たちの体への影響を知ることもできます。
これこそ食育だと思うんですよね。
今回のワークショップで使用した梅は和歌山県の梅農家さんから取り寄せました。
農家の方が丹精込めて育てて、丁寧に摘んで、梱包して発送して私の元に届きました。
その過程の苦労は計り知れませんが、『梅シロップを作りたい!』と思った時にそこに梅がある状況が決して当たり前ではなく、それを用意してくれている人達がいる事を知ることもできます。
スーパーで並んでいるような食材も自分で作ることで人は1人では生きていない事を再認識できます。
ちょっとスケールの大きなお話になりましたが、私たちは私たちが食べた物でできています。
自分たちの口に入るものを自分自身で作る事は自分自身に向き合う事にも繋がります。
忙しい毎日をお過ごしの方も多いかと思いますが、ほんの少しでも自分の為に丁寧に時間を使ってみるのもいいのかなぁって思います。
是非皆さんも梅仕事に挑戦してみてください!